労働基準監督官
労働基準監督官
労働基準監督官とは、労働者の生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件を確保することを職務とする国家資格(管轄は厚生労働省)。試験区分には法文系の労働基準監督Aと、理工系の同Bがある。6月に行われる1次試験では教養試験と専門試験が行われ、7月の2次試験では人物検査、身体検査、身体測定が実施される。合格率はAが2%弱、Bが約4%。受験資格は受験する前年の年齢が21歳以上29歳未満で、大学卒業または来年度卒業見込みの者など。労働基準監督官は、厚生労働本省または全国各地の労働局、労働基準監督署に勤務する。業務内容は、労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて工場や事業場に立ち入り、帳簿・書類の点検、関係者の尋問、機械・器具の構造規格、性能および安全装置の検査、作業環境の測定などを実施すること。違反があった場合には、機械・器具の使用停止などの緊急措置を命じたり、刑事訴訟法に規定する司法警察員としての職務を行う。